サラバ!

最近、あまりじっくり小説を読む時間を取る事が無いですが、

読む時は、すごく集中して何冊も連続で読む事があります。


一時すごくハマって読んでいたのが、西加奈子さんの小説。

その中でも【サラバ!】は、私の中でも特に印象深く、心に残った

作品でした。


特殊な登場人物の描写も、動作や言葉ひとつひとつがリアルで、

主人公は性別は違うし、実際に起こった事や取り巻く人も全く違う

のだけど、これは自分だと思った。


また、この主人公に大きな影響を与えている登場人物も、

自分の身近にいる人物にそっくりで驚愕した。

言葉、動作、そのものだったから。


この本を読んですぐ、衝動に駆られて、作者にこの感動を伝えたくて、

長い長い感想を書いて、出版社に送りました。


そんな事、いままでした事なかったのだけど、

その時は仕事を辞めた時で時間も有り余っていたし、何か吐き出す所が

欲しかったのかもしれないけど、とにかく自分が感じた感動をつらつらと

気付けば書いていました。


そこから、その手紙が本人に届いたのかどうかも不明なまま、

手紙を書いた事すら忘れて、日々過ごしていたら、次の年のクリスマスイブに、

西加奈子さんから、手紙の返事が返ってきました。


そこには、去年返事を出そうと思って、コートのポケットに入れたままになっていました。

と書かれていました。


一年越しのクリスマスイブに、すごく嬉しいプレゼントでした。

短い文章だったけど、そこには印象的な一文がありました。


『奇跡を信じたいですよね』


それが、ずっと頭に残っています。

それから、何か自分の中であった時、偶然でも良いから奇跡を信じよう!

と、ふと思う事があります。


そこから、西加奈子さんという作家さんがとても好きになったんです。

この言葉が、私の背中を押してくれる時があるんです。


言葉の力って本当に強い。










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